2014年6月6日金曜日

メニエール病

どんな病気か

 めまいといえばメニエール病といわれるほど有名ですが、実際にはそれほど多い病気ではありません。メニエール病は内耳の病気で、繰り返すめまいに難聴耳鳴りを伴うものです。一般に、片側の内耳の障害ですが、時には両側とも障害されることもあります。

原因は何か

 内耳を満たしている内リンパ液が過剰になるとないリンパ水腫すいしゅになりますが、この状態によってメニエール病が起こると考えられています。しかし、この内リンパ水腫がなぜ起こるのかについては不明です。

 先進国に生活する人に多く、発展途上国の人には少ないことから、ストレスがこの病気の発症に関係しているといわれています。

症状の現れ方

 何の誘引もなく突然、回転性(ぐるぐる回る)めまいが起こり、めまいと同時に、あるいはめまいの少し前から、片耳に耳鳴りや耳の閉塞感、難聴が起こります。

 めまいを繰り返す間隔は人によって違い、数日、数週間、数カ月、あるいは1年に1回などさまざまです。

 激しいめまいは、普通30分くらいから数時間続き、めまいの軽快とともに耳鳴り、耳の閉塞感、難聴は軽くなったり消失したりします。しかし、めまいを何回も繰り返しているうちに、めまいがおさまっても耳鳴りや難聴は軽快しないようになります。

 めまいが激しい時は、これらの症状以外にも吐き気、嘔吐、冷や汗、動悸などが起こり、かえってこれらのほうが苦しいこともしばしばです。

検査と診断

 聴力検査で、メニエール病に特徴的な難聴が認められます。特徴は、低音障害型(低い音が聞こえにくい)あるいは水平型で補充現象陽性(音が響いて聞こえる)などです。平衡機能検査では内耳障害の所見が認められます。

治療の方法

 薬による治療が主に行われ、めまいを軽くする抗めまい薬や、内リンパ水腫を軽減する薬が使用されます。

 しかし、メニエール病は難病に指定されている病気で、完全に治すことが困難な場合も少なくありません。薬でめまい発作の回数を減らしたり、軽くしたりすることはできますが、難聴の進行は薬では防げないことがあります。めまいがあまりにも頻繁に起こって仕事ができないような時や、難聴の進行が早い時には手術が行われることもあります。

病気に気づいたらどうする

 メニエール病とはっきりわかっていればあわてることはないのですが、専門医でないと診断が正確に行われないことがあります。

 初めてめまいに襲われると、パニックにおちいってしまうものですが、メニエール病で何回かめまい発作を経験した人は、めまいが起こってもあわてずに最も楽な体位で休んでいます。普通、めまいは長くても数時間でおさまることを知っているためで、非常によい対応といえます。

 しかし、めまい発作はメニエール病とは限らず、他の生命に関わる病気かもしれないので、至急専門医の診察を受けてください。


秋葉大輔がメニエール病と診断されました。

今は治療に専念してもらいたいです。

そして今後のバンド活動等、メンバーで集まって話し合う機会を設けましょう。

もし話し合う場に俺も必要なら立会います。

皆がこの病と立ち向かい、良い方向に向かえるようにしよう。